楽天モバイルのSIMをホームルーターに入れれば、光回線の代わりになるのでしょうか。
私は実際に、楽天モバイルの回線を自宅の固定回線代わりとして使っています。データ使用量は月約500GB。動画視聴やパソコン作業などに日常的に使ってきました。
使い始めた頃には約400Mbps出ることもあり、「これなら光回線を引かなくても十分では」と感じていました。
ところが、その後、ホームルーター経由の一部端末で約5Mbpsしか出ないことがありました。
最初は楽天モバイル回線そのものが遅くなったと思いましたが、同じ場所・ほぼ同じ時間にスマートフォンで測ると約126Mbps。さらに確認すると、デスクトップパソコンの有線LANでは約300Mbps、ノートパソコンのWi-Fiでは約8Mbps、iPhoneでは約150Mbpsという結果も出ました。
この差を見ると、単純に「楽天モバイルが遅い」とは言えません。
[tokutoku_verdict title=”先に結論”]
私の環境では、楽天モバイルを月約500GB使っても、固定回線代わりとして利用できています。
ただし、速度が遅くなったときは回線だけでなく、ホームルーター、Wi-Fi、接続端末、設置場所を分けて確認する必要があります。特に、同じ時間帯にスマートフォンのモバイル回線では速く、Wi-Fi接続した端末だけが遅い場合、原因は楽天モバイル回線以外にある可能性が高くなります。
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私が使っている環境
今回紹介するのは、一般的な理論だけではなく、私が実際に使っている環境での記録です。
| 項目 | 使用環境 |
|---|---|
| 回線 | 楽天モバイル |
| 用途 | 自宅の固定回線代わり |
| ホームルーター | Speed Wi-Fi HOME 5G L11 |
| 月間データ使用量 | 約500GB |
| 主な利用機器 | デスクトップPC、ノートPC、iPhoneなど |
| 主な用途 | Web閲覧、動画視聴、ファイルの送受信、オンライン作業 |
楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」は、20GBを超えると定額になり、国内の高速データ無制限エリアでは月間データ利用量に基本的な上限はないと案内されています。ただし、混雑時などには公平なサービス提供のため速度制御が行われる場合があります。
また、楽天モバイル以外で購入したルーターは、楽天回線対応製品であっても動作保証の対象外になる場合があります。私のような使い方をする場合は、この点も理解しておく必要があります。
[tokutoku_box type=”caution” title=”この記事の速度は一例です”]
通信速度は地域、建物、時間帯、基地局との位置関係、ルーター、接続方法、端末によって変わります。この記事の数値は私の環境で測定したもので、同じ速度を保証するものではありません。
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最初は約400Mbps出ていた
使い始めた頃、条件が良いときには約400Mbps出ることがありました。
固定回線代わりとして考えれば十分以上の速度です。一般的なWeb閲覧や動画視聴だけなら、ここまでの速度を常に必要とするわけではありません。
月約500GB使っても料金がデータ量に応じて際限なく上がるわけではないため、当初は非常に使いやすいと感じていました。
【ここに初期に約400Mbps出ていた測定画面を挿入】
ところが、しばらくしてホームルーター経由の一部端末で約5Mbpsしか出ないことがありました。
5Mbpsでも簡単なWeb閲覧はできますが、大きなファイルのダウンロードや高画質動画、複数端末の同時利用では不便を感じます。
本当に楽天モバイル回線が遅くなったのか
ここで大切なのは、1回の速度測定だけで「楽天モバイルが遅い」と決めつけないことです。
私は同じ場所・ほぼ同じ時間帯に、接続方法や端末を変えて測定しました。
確認できた速度の例
| 接続方法・端末 | 下り速度の例 |
|---|---|
| 使い始めた頃の良好な状態 | 約400Mbps |
| ホームルーター経由の一部端末 | 約5Mbps |
| 同じ場所・時間帯のスマートフォン回線 | 約126Mbps |
| デスクトップPC・有線LAN | 約300Mbps |
| ノートPC・Wi-Fi | 約8Mbps |
| iPhone | 約150Mbps |
【ここに速度測定結果の比較画像を挿入】
これほど差があるなら、基地局からホームルーターまでの回線だけが原因とは考えにくくなります。
もし楽天モバイル回線全体が混雑していたなら、同じ場所・時間帯のスマートフォンも同じように遅くなる可能性があります。しかし実際には、スマートフォンや有線LANでは100Mbpsを大きく超える結果が出ています。
一方、Wi-Fi接続したノートパソコンでは一桁Mbpsでした。
この結果から、少なくとも私のケースでは、次のいずれかが関係している可能性があります。
- ホームルーターのWi-Fi設定
- 2.4GHz帯と5GHz帯の違い
- ルーターと端末の距離や間の障害物
- 周辺住宅のWi-Fiとの電波干渉
- ノートパソコン側の無線LAN性能や設定
- ルーターの設置場所や向き
- ルーター本体の一時的な不調
ただし、現時点では原因を一つに断定していません。「回線が悪い」と決めつけず、接続経路を一つずつ切り分けることが重要だと分かりました。
速度が遅いときに確認したい順番
同じような症状が出た場合は、機器をすぐ買い替える前に、次の順番で確認するのがおすすめです。
1.同じ場所と時間帯でスマートフォンを測る
まず、ホームルーターとスマートフォンで同じ楽天モバイル回線を使い、ほぼ同じ条件で速度を測ります。
両方とも遅いなら、エリア、基地局の混雑、建物の影響などが考えられます。
スマートフォンだけ速いなら、ホームルーター本体、設置場所、Wi-Fi接続などを疑います。
2.有線LANとWi-Fiを比較する
有線LANでは速く、Wi-Fiだけ遅い場合、楽天モバイル回線よりも宅内Wi-Fi側の問題である可能性が高くなります。
私の確認でも、デスクトップPCの有線LANは約300Mbps、ノートPCのWi-Fiは約8Mbpsと大きな差が出ました。
3.2.4GHzと5GHzを切り替える
一般に、2.4GHzは壁などに比較的強い反面、家電や周囲のWi-Fiと干渉しやすい傾向があります。5GHzは高速になりやすい一方、距離や壁の影響を受けやすくなります。
ルーターの近くでは5GHz、離れた部屋では2.4GHzも試し、実測で比較します。
4.ホームルーターの場所と向きを変える
モバイル回線を利用するホームルーターは、室内のどこに置くかで受信状態が変わります。
窓際、高い場所、家電から離れた場所など、複数の位置で測ります。数十センチ動かしただけで結果が変わることもあります。
5.ルーターと端末を再起動する
一時的な不調や接続状態の問題であれば、再起動で改善することがあります。
再起動後すぐの数字だけで判断せず、朝・昼・夜など時間帯を変えて数回測る方が確実です。
6.複数日記録する
速度は常に一定ではありません。
測定日時、端末、接続方法、設置場所、下り・上り・Pingを記録すると、遅くなる条件が見えやすくなります。
[tokutoku_box type=”point” title=”測定時に記録する項目”]
- 測定した日付と時刻
- 使用端末
- 有線LANかWi-Fiか
- 2.4GHzか5GHzか
- ルーターの設置場所
- 下り・上り速度
- Ping値
- そのとき同時接続していた端末数
[/tokutoku_box]
月500GB使って感じたメリット
データ残量をあまり気にしなくてよい
動画視聴やパソコン作業で通信量が増えても、20GBを超えた後に1GB単位で料金が加算される仕組みではありません。
毎月の使用量が多い人にとっては、料金を予測しやすい点が大きなメリットです。
工事を待たずに始められる
光回線のような開通工事を行わず、対応する機器にSIMを設定して通信できれば使い始められます。
引っ越しの可能性がある人や、工事が難しい住宅では選択肢になります。
置き場所を調整できる
光回線の差込口に縛られず、電波状態の良い場所を探して設置できます。
実際に感じたデメリット
速度が安定するとは限らない
一度速い結果が出ても、その状態が常に続くとは限りません。
時間帯だけでなく、ホームルーター、Wi-Fi、接続端末によっても速度差が出ました。
不具合の原因を自分で切り分ける必要がある
公式に動作保証されていないルーターを使う場合、設定やトラブルへの対応は基本的に自分で行う必要があります。
「SIMを入れれば誰でも必ず快適」とは言えません。
オンライン会議などでは安定性も重要
下り速度が速くても、Pingや上り速度、通信の揺れによって、オンライン会議やライブ配信が不安定になる可能性があります。
仕事で常時安定した通信が必要なら、光回線も含めて比較した方が安心です。
楽天モバイルの固定回線化が向いている人
- 楽天モバイルの電波が十分に入る地域に住んでいる
- 月間のデータ使用量が多い
- 光回線の工事を避けたい
- 引っ越す可能性がある
- ルーターの設定や置き場所を自分で調整できる
- 多少の速度変動を許容できる
あまり向いていない人
- 仕事で常に安定した回線が必要
- オンライン対戦ゲームで低いPingを重視する
- 自分で設定や原因の切り分けをしたくない
- 自宅で楽天モバイルの電波が弱い
- 家族全員が同時に大容量通信を行う
申し込む前にスマートフォンで確認する
楽天モバイルを固定回線代わりにしたい場合、いきなりルーターを購入するより、まず自宅で楽天モバイル対応スマートフォンの電波と速度を確認するのが安全です。
可能なら朝・昼・夜に測り、窓際と部屋の中央でも比較します。
スマートフォンで十分な速度が出なければ、ホームルーターを購入しても期待した結果にならない可能性があります。
[tokutoku_button url=”https://network.mobile.rakuten.co.jp/fee/saikyo-plan/” text=”楽天モバイルの現在の料金・条件を確認する” micro=”料金やキャンペーンは公式サイトでご確認ください”]
まとめ|月500GB使えても、遅さの原因は回線とは限らない
私の環境では、楽天モバイルを固定回線代わりにして月約500GB利用できています。
一方で、使い始めた頃には約400Mbps出ていたものが、ホームルーター経由の一部端末で約5Mbpsになることもありました。
しかし、同じ場所・ほぼ同じ時間帯に測ると、スマートフォンでは約126Mbps、有線LANのデスクトップPCでは約300Mbps、iPhoneでは約150Mbpsという結果も出ています。
この経験から分かったのは、通信が遅いときに「楽天モバイルだから」と一括りにしないことです。
回線、ホームルーター、Wi-Fi、接続端末を分けて確認すると、原因の範囲を絞れます。
今後は、L11の設置場所やWi-Fi設定を変更した場合に、どこまで速度が改善するかも継続して記録します。変化があればこの記事に追記します。
参考にした公式情報
- Rakuten最強プラン(料金プラン)|楽天モバイル
- データ利用量に上限はありますか?また、通信制限はありますか?|楽天モバイル
- SIMフリーのスマートフォンやWi-Fiルーターは利用できますか?|楽天モバイル
※料金・サービス内容は変更される場合があります。契約前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
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